祝 Discovering New

4月13日、届いた書籍のひとつ。
第31回 村野藤吾賞受賞
平田晃久氏

まえがきより、
新しいことは、生命の本質にある何かである。
生きていることとは、変化し続けることだからだ。
生命力は、常に更新されるものこそ、宿るだろう。
とは言え、ここで言う新しさとは、過去と断絶した完全な見知らなさ、ではない。
むしろ、すでにそこにあるが、未だ隠されたものを、顕在化させる何かだ。
だから私たちは、何もないところから創造したり、発明するというよりは、何かを発見=discoverすることを通して
建築をつくりたいと思う。
私たちは、「新しいかたち」を、生きている世界のからまりあいの中に見出そうと試みてきた。
<からまりしろ>と呼ぶ、明確なエンクロージャーのない、ふわふわとした立体的な領域を建築家すること。
そのような過程の中で、生命の世界は、お互いに異質なもの同士が階層的にからまった、優れた野生定期なものであることに着付く。

補足
驚きの発芽。
昨年、木津農場からやってきた「ペチュニア」くん。
種から発芽したようです。
嬉しい」です。

先生からは、1年で終わると聞いていました。