妻の希望をかなえる、23畳の大型リビングを備えたゆとりの平屋建

妻の希望をかなえる、23畳の大型リビングを備えたゆとりの平屋建

S様邸(西条市)
新築平屋注文住宅

家族構成 3(20代夫婦、お子様1名)
延床面積 122.9㎡
工法 木造軸組工法
設計監理 株式会社川下建設一級建築士事務所
工期 6ヶ月

妻の強い希望により、ワンフロアでフラットに暮らすプランを採用

賃貸住宅にお住まいだった20代のS様ご夫妻はお二人とも会社員。第1子のご誕生を機にS様のお父様の住まいの近くに新居を構えることを決めました。奥様が強く希望されていたのが「平屋」でした。子育てしやすく災害にも安心、そして将来的にもずっと安心快適に暮らせるというのがその理由です。そのために約100坪の広い土地を確保し、お父様の友人であった川下建設に相談をして家づくりを本格的にスタートさせました。

ご夫妻が思い描いていたプランは、広いリビングダイニングルームを中心として、周辺に子ども部屋、キッチンや洗濯室などを含むユーティリティースペース、夫妻が使うパソコンや電子ピアノを置く仕事のためのスペースなどを配置するスタイル。川下建設に希望を伝えて上がってきたプランは満足できる内容だったそうです。

「省エネ」「創エネ」性能で地域型住宅グリーン化事業補助金を申請

今回の家づくりでは断熱材の使用などで最新の省エネ性能を備え、さらに屋根には太陽光パネルを設置して「創エネ」も取り入れました。環境にやさしく長期にわたって快適に暮らせる木造住宅としてプランニングしました。省エネ住宅として国の補助金「地域型住宅グリーン化事業」への申請も行いました。基準を満たすために必要な工事についても工期内で無事に完了させたそうです。
施主様にとって、家づくりのプランニングから工事期間にかけて必要となる様々な確認や打ち合わせはかなりの時間的負担となります。若手会社員として活躍するS様の場合も仕事の合間に時間をつくることがかなり大変だったものの、川下建設の担当者とはできるだけ「LINE」で連絡を取って効率よく進めて、煩雑な各種申請手続きなどは担当者が代行。「工期が伸びないように、川下建設さんが尽力してくれて助かりました。」とのことです。

新居にお住まいになって4か月ほどというS様に、最新の省エネ性能についてうかがいました。
「高気密・高断熱住宅の快適さを実感しています。入居したころはまだ寒い頃でしたが室内に入ると暖房していなくても暖かいと感じました。暑くなってからは冷房を使いますが、しばらく外出したあとに帰宅しても涼しい室温が保たれているようです。また、太陽光発電システムを設置したので、電気が余ったときは売電しています。節電や売電の効果を合わせて、以前の賃貸住宅に住んでいたときよりもかなり電気代が安くなっていると思います。」

全体で23畳ほどの広さがあり天井も高いLDKに満足

完成した新居は玄関を入るとホールからリビングダイニングへと続きます。リビングに隣接するキッチンからはパントリー、洗濯室がある家事スペースがひと続きになっています。リビングルームの一角には中2階のように段差をつけて3畳の和室があります。リビングルーム単独で18畳、一体化している和室などを含めると全体で23畳ほどのスペースとなり、平屋造で天井高も確保されているので開放感も感じられます。個室はご夫婦の寝室と子ども部屋を想定した2室。バリアフリー構造にもこだわり、トイレなど一部を除きすべての扉を引き戸にし、玄関にスロープを設置しました。

「天井が高くて広々したリビングは居心地がよくとても気に入っています。新居祝いにかけつけてくれた友人たちからもLDKが広くて素敵だと好評です。」とのこと。「庭が整備できたら、友人たちとBQQなどを楽しみたい」という希望も近いうちにかなえられることでしょう。
また、広いだけでなく全体がフラットな造りで扉も引戸を採用しているため危険が少なく、子どもの世話や見守りがしやすいとも感じているそうです。仕事や家事がしやすく、広いリビングで家族がくつろげて、子どもたちものびのび暮らしていける。まずは納得の住まいを手に入れて、これからさらに、ご家族の夢をたくさん実現していく。お話しを伺い、そんな将来のご一家の姿が想像できました。