今や移住ブームで、都市圏から田舎で移住する人は全国的に増加しています。この流れを受けて、地方の市町村では積極的な移住誘致政策を展開しています。
株式会社宝島社が発行する「田舎暮らしの本」では地方への移住に役立つ情報を特集しています。その2019年2月号で発表された、第7回「住みたい田舎」ランキングで、西条市が愛媛県で1位、全国のランキングでは人口10万人以上の全市で12位となりました。
「2019年版 住みたい田舎ベストランキング」において西条市が全部門で四国第1位を獲得しました!
この記事では西条市が人気となったのはなぜなのか、そして愛媛県のその他の市の移住事情はどんな状況かについて紹介していきます。
西条市が移住先として人気上昇した5つの理由
西条市は「住みたい田舎」ランキングで愛媛県1位、全国ランキングでも上位となりました。まずなぜ上位にランクインしたのか検証してみます。
宝島社のランキングの計算方法をみると、アンケート項目を点数化した得点と、移住者人口の地域人口に対する割合とを合算していることがわかります。
つまり、実際に移住している人が多い地域のランキングが高くなっています。
このことから、西条市への移住者の数はここ数年でかなり増加していると推測できます。
移住情報サイト「 LIVE IN 西条」にも全国各地からこの1~2年で移住してきたファミリーなどが多数紹介されています。
調べていくと、移住先としての西条市の魅力がいろいろあることがわかりました。
以下、そのポイントを5つにまとめています。
1 至れり尽くせりの移住者希望者向け政策
2 工業都市で求人数が多く、さらに市の就職支援も充実
3 子育て世代向けのサポートが手厚い
4 水が豊かだから水道代が0円!?水の恩恵は他にも多数
5 すでに移住して定着している人が多いので安心感がある
至れり尽くせりの移住者希望者向け政策
西条市では「1泊2日無料移住体験ツアー」を実施しています。
東京などからの往復交通費や食費も含めて費用は全額西条市が負担という、移住を検討したい人にとっては非常に嬉しい制度です。現地では学校や図書館を見学したり、移住者の先輩と交流したりできます。至れり尽くせりですが、ツアーに参加したあとで移住する・しないを決めるのは自由です。
ツアーに申し込むためにはまず東京・大阪で定期的に開催されているセミナーに参加する必要があります。
2019年度は募集枠が年間30組に拡大されました。
公式サイトによると、平成30年度ツアー参加者15組の中から4組が移住決定したとあるので、十分に成果が出ている取り組みといえます。
また、1日1組限定の移住希望者向け「西条市無料アテンドサービス」も実施されています。こちらは西条市への移住を”本気”で検討している人なら誰でも、希望日の14日前までに申し込むことができます。
工業都市で求人数が多く、就農や起業に関しても支援が充実
年金を受給しながら移住生活をするシニア世代もいますが、西条市へは独身の若者や子育て世代が移住している例が目立ちます。
現役世代が地方への移住を考えるとき、最も重要なのは仕事探しです。
西条市は製造業の出荷額が四国第1位というデータ( 出典:愛媛の工業(確報) ※最終ページ))は少し意外な気もしますが、実は愛媛有数の工業都市であることの表れです。
就農支援にも積極的です。
「就農体験」「短期農業研修」「長期研修」と段階的なサポートがあったり、後継者不足に悩む農業者と移住希望者を結ぶ取り組みにも力を入れているので、就農に関心がある方にとっても魅力的な地域です。
さらに起業家支援の枠組みもあります。
西条市では2018年より中国・四国地域で初めての取り組み「ローカルベンチャー誘致・育成事業」をスタートさせました(現在募集終了)。
総務省の「地域おこし協力隊制度」を起業支援に特化した制度として活用し、報酬・活動費の支給もあります。
一人でゼロから起業するよりも、金銭的支援や人的サポートを受けながら起業できるというかなり恵まれた条件です。
子育て世代向けのサポートが手厚く、教育環境も整っている
西条市に問い合わせたところ、2019年4月時点での市トータルでの待機児童数はゼロだそうです。(ただしエリアによっては第一希望の保育所に入れず、転園を待機している児童はいます。)
これは子育て世代にとっては大きな安心材料です。
また「LIVE IN 西条saijo」には西条市の保育料は県内平均より低額との記載があります。(待機状況や保育料の詳細は市窓口で確認してください。)
その他の主な子育て支援制度には以下があります。
- 中学生まで医療費無料
- 放課後児童クラブは有料・対象は6年生まで・保育所入所基準を準用
- 育児相談や親子同士の交流の場「子育て支援センター」は市内に8か所
- 「すくすくファイリングブック」を配布
最新の子育て情報は子育て応援サイト「ハピ♡すく」で入手できます。
また、小中学校では先端的なICT教育で「2018日本ICT教育アワード」を受賞。教室の壁面に他校のクラスの様子を映し出し、お互いに同じ空間の中で勉強しているような環境で活気のある授業を展開しています。
西条市は教育レベルの向上にも積極的なことがわかります。
進学支援としては、高校・大学進学の際に利用できる奨学金貸付制度があります。
さらに4つの図書館は蔵書数も施設も充実。
「西条図書館」が22時まで開館しているのは、大人にとっても嬉しいことです。
「水が豊か」で水道代が0円!?水の恩恵は他にも多数
瀬戸内海に面した地域はどこも温暖な気候で住みやすいですが、市町によってはしばしば水不足に悩むこともあります。
そんななかで古くから西条市は「水の都」として栄えてきました。「西条市は水が豊富で水道代が無料!?」という情報を耳にしますが、本当に水道代が0円なのでしょうか。
詳しい数字までは調べられませんでしたが、西条市内の市街地のかなりの割合で、水道代が0円というのは事実で、新築マンションでも水道代無料という例はあるそうです。
もちろん水道代が無料ではない地域もありますが、全国平均からみると割安です。
西条市公式サイトに参考となる水道料金の情報が出ています。
また、西条市石鎚山系の伏流水「うちぬき」の自噴井戸が市内各所にあり、誰でも自由に取水できます。全国利き水大会で全国一位に選ばれたこともある、安心でおいしい水がいつでも飲めるというのは大きな魅力です。
水が豊かだということは、水利用そのものにとどまらず、他にも西条にメリットをもたらしています。
- 自然が豊かで景観が美しい
- 水がおいしいので、農作物をはじめ、食べ物がおいしい
- 水資源を求めて工場が集結するので、求人が多い
- 昔から「水の都」として発展したので街に歴史と文化が根付いている
- 「水巡りツアー」など、観光資源としても活用されている
こうして考えてみると、西条市の豊かな「水」は、西条市の魅力の文字通りの”源泉”となっているといえるかもしれません。
すでに移住して定着している人が多いので安心感がある
西条市は愛媛県内でも率先して移住促進事業に力を入れてきました。
2018年6月には専用サイト「LIVE IN 西条saijo」を立ち上げてさらに取り組みを加速化させています。
こちらのサイトはプロモーション動画や移住者インタビューなどが掲載され、かなり充実した内容です。
取り組みの甲斐もあり、西条市にはすでに多くの人が移住し、就職・就農・起業して地域で生活を始めています移住者の事例は上記サイトのほか、市が制作した「西条の選択」でも閲覧できます。
西条市が行う移住セミナーなどではこうした先輩移住者スタッフとして参加していて、移住希望者が不安な点も直に質問してみることができます。
移住を決めるまでは十分に情報収集して慎重に比較検討でき、かつ移住したあともこうした先輩移住者や市のスタッフに相談ができる、そんな安心感のある環境が整っています。
上記では他の愛媛県市町と比較して特に西条の特徴として位置づけられるものをピックアップしています。
移住先としての西条市の魅力は上記5つの他にも「住みやすい温暖な気候や風光明媚な自然」「人と人とのつながりが温かい」「おまつりに活気がある」などまだまだあるので、冒頭で紹介したような体験ツアーやセミナーに実際に行ってみて、自分で確かめることをおすすめします。
新居浜市・今治市・松山市と愛媛県への移住事情と支援制度
このサイトでは愛媛県のなかで西条市・新居浜市・今治市・松山市の生活情報を紹介しています。
移住先として注目の街としてまず西条市を紹介しましたが、実は新居浜市・今治市・松山市も住みやすく移住先としての人気があり、県や市も移住促進政策を積極的に展開しています。
新居浜市の移住先としての魅力と移住促進政策
新居浜市は世界屈指の鉱床を有する「別子銅山」が江戸時代に発見されてから、銅山を中心に栄えました。
明治以降は住友グループの本拠地としてさらに発展。現在も住友金属、住友化学などの事業所や工場があり市の経済を支えています。
大企業のお膝元である新居浜市は常に多くの人を受け入れてきた歴史があり、元来転勤者や移住者が溶け込みやすい環境です。
【移住先としての新居浜市】人口の3分の1は転入者。子育てしやすく、生活が便利な「コンパクトシティ」の一面も
冒頭で紹介したように新居浜市には大企業が多いので、転出入人口の割合が高いです。
新居浜市の移住ポータルサイト「新居浜Life」によると、ずっと新居浜に住んでいる人、Uターンした人、新居浜市に新しくやってきた人の割合がほぼ同じで、市外出身の転入者が35%。新しい人を受け入れる土壌があると推測でき、転入者にとっては心強い情報です。
もうひとつ、同じサイトで紹介されている注目すべき数字は出生率。
全国の合計特殊出生率が1.45であるのに対し、新居浜市は1.8人。
これは四国で1位、愛媛県の1.54人と比べてもかなり高い値となっています(2018年時点)。
当然子育て世代人口も多く、子育てコミュニティ活動も盛んです。
市役所に問い合わせたところ、2019年4月時点での待機児童数はゼロ。
人気のエリアなどで第一希望の園に入れないケースはあるものの、市全体の保育所数は充足しています。
企業が多いので交通網が整備されていて、病院やショッピングセンターへのアクセスは快適で、生活しやすい街といえるでしょう。
【新居浜市の移住支援】若い世代に嬉しい「奨学金返済支援事業」や住宅支援策を実施
新居浜市は若い世代の移住に積極的で、その目玉政策が「奨学金返済支援事業」です。新居浜市では同事業を県内で初めて、新居浜市内に本社のある企業への就職者を対象に2016年から実施。途中で支援額は拡大され、現在は年間最大20万円、トータルで最大60万円が支援されます。
新居浜市の住宅関連の支援制度はこちらのページ
にまとめられています。
・お試し移住用住宅
市が提供する住宅を1家族につき1日1000円(光熱水費込)で最大30日間利用できます。
・新居浜市移住支援住宅
移住者が最長2年間利用できる住宅です。
・新居浜市子育て応援三世代同居促進事業
新たに三世代同居を始める家族の住宅を支援する制度です。これらは移住者でなくても条件に該当すれば利用できる、新築住宅取得やリフォームで補助金が受け取れる制度です。
また、転入者には特に手厚い創業支援制度があります。新居浜市は国の「創業支援事業計画」の認定を受けて幅広く制度を展開していますが、「転入者創業支援」に該当する場合、補助額は最大100万円で、これは一般の支援金額よりかなり手厚くなっています。
今治市の移住先としての魅力と移住促進政策
今治市の特徴は瀬戸内の大島、伯方島、大三島、岩城島などの島エリアがあることです。
これらをつないで広島県尾道市へ結ぶ「しまなみ海道」には多数の絶景スポットがあり、国内外から多くの観光客が訪れます。
海上交通の要所に位置しているため古くから海運業を中心に栄え、造船業や製紙業、高級タオル産業などが有名で、経済にも活気があります。
【移住先としての今治市】島エリアへの移住者が多数。平野部では全く違うライフスタイルを選べる
今治市は愛媛県の北東に位置する市で、四国本土の平野部には市街地や企業がある一方で、島エリアは風光明媚で観光産業が盛んです。
豊かな自然や海産物、絶景が印象深い島エリアには、現在のような移住ブームになる前から、「ここで暮らしたい」と積極的な意志を持って移住し、今も暮らし続けている人がかなりいるようです。
今治市の移住ポータルサイトに農業・カフェ・パン造りなどで島に移住した人が紹介されています。
一方四国本土エリアには、地元企業に就職する形で移住した人が住んでいます。企業が多く常に一定の求人数があり、若手人材の需要は大きいようです。
今治市の2019年春の保育所入所状況によると、受け入れ可能な空きもあるようなので、待機児童はゼロと推測できます。
今治の子育て支援情報は「こどもが真ん中 きらりんネット」で入手できます。
自然が豊かで仕事と子育ての環境が整い、安心して移住できる地域といえるでしょう。
【今治市の移住支援】市独自の住宅購入補助金「移住者住宅取得事業」やお試し住宅など
今治市には若者人材や子育て世代の移住を促進するための独自の支援制度があります。
・移住者住宅取得事業
同居する世帯員の1人以上が50歳未満の世帯で新たに住宅を新築または購入し、5年間以上定住することを誓約する人を対象に、最大30万円、子育て世帯の場合は最大50万円までの補助を行っています。
「今治就職ハタラク」は今治市への就職支援ポータルサイトで、今治の起業にUターン・Iターン就職した人や、自営業・起業した人の声を紹介しています。
市の施設「クルツラントゥレーベン大三島」は大三島にある田舎暮らしと農業を体験できる施設です。低料金で島のリアルな暮らしを体験することができます。
松山市の移住先としての魅力と移住促進政策
松山市は四国唯一の人口50万都市で、経済の中心地でもあります。俳句・文学が盛んで文化的土壌も豊か、道後温泉・松山城という観光資源もあり、魅力に富んだ地域です。
【移住先としての松山市】各種の指標が示す通りの暮らしやすさで、四国有数の移住先進地域
本記事ではまず西条市が「住みたい田舎ランキング2019」で四国1位になったことを紹介しましたが、実は同ランキングの2018年版では松山市が四国1位でした。
しかも前回に引き続き連続1位と松山市のサイトで紹介されています。
松山市は「2016年の移住者実績が338人で前年度の約3倍」という記述もあり、確かな実績がある移住先進地域であることがわかります。
市内には便利に暮らせる都市部、自然が豊かな周辺部、島しょ部とがあり、さまざまな移住希望者のニーズに応えています。
松山の移住ポータルサイト「いい、暮らし。まつやま」には、以下のように松山市の興味深いデータが紹介されています(2018年時点)。
・主婦が幸せに暮らせる街 全国5位
全国の20代~40代主婦を対象とした2014年の学研パブリッシングの調査で、松山市は「主婦の暮らしへの満足度が高い」という結果が紹介されています。
・民間賃貸住宅の家賃の安さ 全国1位
これは移住を検討する人、特に若い世代にとっては魅力的なポイントです。松山市は全国の県庁所在地のなかでもそれなりに栄えているのに、住まいのコストが安いというのは大きなメリットです。
・公衆浴場数 全国1位(中核市)
道後温泉以外にも市内各所に温泉があり、毎日温泉通いも可能です。
・1人1日当たりのごみ排出量の少なさ 9年連続1位
ごみ排出量が少ないのは、ひとつには松山市が生ごみ処理容器に補助を出していることも一因と思われますが、生活にゆとりがあり、人々が丁寧に暮らしていることの表れでもあり、エコ意識の高い住民性がうかがえます。
子育て環境でまず気になる保育所事情については、2019年初めの入所可能数のデータが公表されています。トータルでの待機児童数はゼロですが、市街地の人気エリアでは定員となっていることがわかります。
松山市の子育て支援情報は「カンガルーカフェ」で入手できます。子育て世帯が松山市へ転入したときの手続きも紹介されています。
【松山市の移住支援】個別の状況に応えてくれる、相談窓口での相談がおすすめ
「移住コンシェルジュ」が松山市だけでなく東京事務所にも常設され、移住に関する気になることや支援制度について個別に情報提供しています。個人や家族の実情・希望に合わせたワンストップの相談が可能です。
松山市には島しょ部もあり、瀬戸内海の島暮らしも可能です。お試し住宅は「神浦定住促進住宅(中島)」「ハイムインゼルごごしま(興居島)」と島しょ部に2か所あり、ハイムインゼルごごしまでは農業体験もできます。
全般の就職支援については、「松山しごと創造センター」などで情報を得られます。「まつやまキャリア人材マッチングセンター」ではUIJターン希望者のマッチングを行っています。
松山市は若手人材の移住と少子化対策につながる婚活支援にも積極的で、「笑顔de婚活 まつやま巡り愛プロジェクト」「松山圏域3市3町による婚活支援事業」を実施し、婚活ツアーなどを定期的に開催しています。
【愛媛県】移住先としての魅力と、住宅の提供にも手厚い移住支援政策
愛媛県は、北部は瀬戸内海に面して南部は山間部に近く、西日本最高峰の石鎚山もあり、海・山・里の豊かな自然に恵まれています。気候は温暖で農業・漁業が盛ん。地産地消のおいしい食べ物が豊富なことも魅力です。
【移住先としての愛媛県】データにも証明された「ゆとり」ある暮らしが実現できる場所
愛媛県も移住支援に積極的で、ポータルサイト「えひめ移住ネット」では県の施策やイベントの情報はもちろん、県内市町の移住関連の情報も発信しています。同サイトには興味深いデータがいくつか紹介されています(2018年時点)。
・通勤・通学時間の短さ 全国1位
・仕事の平均時間の短さ 全国2位
・余暇時間の長さ 全国1位
この3つは互いに関連しています。
仕事時間、通勤時間とも短いから余暇の時間は当然長くなり、プライベートを楽しめるし家族で過ごし時間は長くなります。
愛媛県ではゆとりのある暮らしが実現しやすいと期待できます。さらに
・民間賃貸住宅の家賃の安さ 全国4位
・物価の安さ 全国9位
温暖な気候だけでなく、物価や賃料などの点からも愛媛県は恵まれた住環境にあるといえそうです。
【愛媛県の移住促進政策】「えひめ暮らし体験ツアー」や、住宅改修への補助金を実施
愛媛県では移住を検討中の方を対象に「えひめ暮らし魅力体験ツアー」を定期的に実施しています。
県内集合場所までの交通費は自己負担となりますが、「東予」「西予」「中予」各地域のいくつかの市町をまとめて見て回ることができます。
「えひめ移住ネット」の「イベント」ページでは市町が主催する体験ツアーも含めた最新情報が得られます。
もっと気軽に行ける東京や大阪で開催の各種セミナー、イベントの情報もこちらで入手できます。
愛媛県では移住を促進するために県内の空き家を活用する「えひめ空き家情報バンク」を運営しています。
県内の中古売買物件、賃貸物件、移住お試し物件を探すことができます。
えひめ移住ネットの住まい情報ページには、県内市町の空き家バンク、公営住宅、お試し滞在施設の情報が網羅されています。
今回ご紹介した新居浜市・松山市などのほか、上島町、宇和島市、内子町、西予市などの施設も紹介されています。
さらに空き家バンク経由で購入または賃借した一戸建て住宅に関して「愛媛県移住者住宅改修支援事業」を実施しています。
県外からの移住者で働き手世帯なら最大200万円、子育て世帯であれば最大400万円まで、改修費用の補助が受け取れます。
この事業は各市町が窓口となっているので、対象地域の市町へ申請します。
仕事探しの情報も「えひめ移住ネット」にまとめられています。
就職・就農・起業などの目的に合わせ、各種相談窓口が設置されているので直接問い合わせがおすすめです。
最後に西条市・新居浜市・今治市・松山市などへの移住をさらに検討する方に役立つデータをまとめました。まずネットで情報収集して、気になる地域があったら次は東京や大阪で開催されるセミナーなどに参加したり、ワンストップ窓口へ直接相談に行くことをおすすめします。
参照データ集
ワンストップ窓口
・愛媛県窓口
①愛媛ふるさと暮らし応援センター 愛媛県松山市宮西1-5-19 愛媛県商工会連合会会館3階
(公財)えひめ地域政策研究センター内 TEL089-922-4110 E-mail:info@e-iju.net
②東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8階 NPO法人ふるさと回帰支援センター内 TEL080-7749-3244/03-6273-4401 E-mail:ehime@furusatokaiki.net
・松山市 シティプロモーション推進課 まつやま移住相談窓口 089-948-6095
・今治市 地域振興課 地域振興係 0898-36-1514
・新居浜市 地方創生推進課 戦略推進係 0897-65-1238
・西条市 地域振興課 政策推進係 0897-52-1476
<ポータルサイト>
えひめ移住ネット(愛媛県の移住情報)
LIVE IN 西条(西条市の移住情報)
新居浜Life(新居浜市の移住・定住情報)
いまばり暮らし(今治市移住・交流情報)
いい、暮らし。まつやま(松山市の移住情報)
愛媛ふるさと暮らし応援センター
<就職・就農・起業>
愛媛県若年者就職支援センター/ふるさと愛媛Uターンセンター
あのこの愛媛(愛媛の求人・移住総合情報サイト)
地域おこし協力隊
愛媛県プロフェッショナル人材戦略拠点
愛媛グローカル・フロンティア・プログラム
えひめ農林漁業振興機構
一次産業女子ネットワーク・さくらひめ
えひめ産業振興財団
まつやまキャリア人材マッチングセンター
日本政策金融公庫 創業支援